全ての金利環境において 先物が重要である理由

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2015年4月30日 || EVAN PETERSON

2015年4月のFOMC(連邦公開市場委員会)は再び、ゼロ金利政策の据え置きを決定した。政策金利引き上げについては、6月実施を予想する向きもあるが、金利市場の動向からは、それを反映した金利水準に市場が達するのは難しい様にも見える。中央銀行であるFRBにとって、2つの使命である完全雇用と2%の物価上昇率に向かって米国経済が緩慢な回復を続けるなか、政策金利の引き上げは(再び)、予想よりも遅い時期に実施される可能性が高まっているのである。

一方で、政策金利引き上げの時期に関するFRBの言及を巡って、FOMCが開催される毎に新しい期待が市場で醸造され、これが裏切られるという状態が続き、ここ数年来、大きな動きを見せていないものの、FF(フェデラル・ファンド)金利はその度に市場の熱い視線を集める結果となっている。ただ、そんな中での市場動向を見るには、金利先物が依然として最適なプロダクトである状況は変わっていない。金利市場の動きは乏しいが、その関連先物は依然としてCMEグループ傘下の取引所において最大の売買数量を集めるプロダクトとなっている。最近は、FRBのウォッチ・ツールとして、市場参加者がどの時点で政策金利の引き上げを見込んでいるかを計るツールも提供されている。

金利に関して、市場の注目が集中するのはナゼなのだろうか?  現代生活では、住宅ローンからクレジットカードまで、その至る所で金利が反映されているのである。特に銀行を始めとする金融機関の場合、その融資能力は政策金利の水準に多大な影響を受ける。CMEグループの教育サイト、Futures Fundamentalsでは今回、銀行はナゼ金利先物を取引するのか、このプロダクトをどう利用しているのか、などに関してそのプロセスを新作のビデオで解説している。

*ビデオは ここをクリックし、スクロールダウンして ご参照ください(英語)。

米国の政策金利が実際に上昇するのは来年になるのかもしれないが、遅かれ早かれ、それは引き上げられる。ビデオで紹介されている様に、金利は変動するものなのである。

先物市場に関するその他のビデオやグラフィックについても、Futures Fundamentalsのサイトで検索可能。


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