最も読まれた商品関連記事2014年のトップ5

OUR TOP 5 COMMODITY POSTS OF 2014

2014年12月30日 || OPENMARKETS

供給過剰となった原油や穀物に加えて、家畜数量の減少なども背景となり、2014年の商品市場のボラティリティ―(価格変動率)は高水準での推移となった さらに、商品指数への投資回帰やCMEのライブキャトル(生体牛)先物の上場50周年が意識されたこの年には、 穀物関連で2つ、家畜関連、エネルギー関連、そして商品全般について各1つずつが、OPENMARKETSの商品関連で最も読まれた記事のトップ5にエントリーする結果となった。

米農務省リポートは依然として農産物市場の中心的材料
3月に掲載したデビー・カールソンンの記事は、トレーディング技術が進歩した現在でも、生産者や穀物市場関係者にとって、USDA(米農務省)のリポートが市場動向の決定的な材料となっていることを指摘した。USコモディティーズのドン・ルース社長は、「民間調査や市場分析の数字がどんなにその精度を高めているとしても、オフィシャルな数字としてのUSDAリポートに市場は偏向していく」とコメントしている。

ライブキャトル(生体牛)先物の50年
11月、CMEのライブキャトル先物は上場50周年を迎えた。トム・クラークの記事は、1964年の上場以来、この先物が牧場経営者や商品市場に与えてきた影響について指摘している:
先物市場における多くの変革の1つは1964年、過去100年に渡って穀物生産者が利用してきたリスク管理手段を生体牛の生産者にも提供するため、CMEがライブキャトルの先物を上場したことである。その2年後、リーンホッグ(豚赤身肉)の先物が上場されるなど、この先物の上場はその他の家畜先物の上場に道を開く結果となった。

インフォグラフィック:農産物市場におけるモバイル端末の利用拡大
モバイル端末を介した農産物市場データへのアクセスは、大きな拡大を見せている。CMEグループのWebサイトに掲載されている穀物や家畜などの市場データに対する携帯電話やタブレットPCを介したアクセス数は、2013年に85万ユニーク・ビジターに達し、2011年比では210%増となった。MEグループのWeb分析チームによるWebアクセスデータ調査では、Webページ毎のビジター数統計などから、最もアクセスがある市場データを指摘している。チームはさらに、こうしたビジターの所在地域(オリジネーション)も割り出している。

コモディティ投資の復活
9月に掲載したデビー・カールソンの記事では、商品と株式の市場連動性が高まっていることを背景に、商品指数への投資が活況化していることを指摘した:
歴史的には、株や債券との連動性がないことを背景に、商品はポートフォリオの多様化に貢献する資産として位置付けられてきた。ただ、世界的な金融危機を経て、「リスク選好/リスク回避」の取引スタイルが主体的となるなか、多くの市場間で連動性が顕著となっている。商品と株式の市場連動性については、90日平均で0.7などの記録的な高水準を記録する状況も見られた一方で、通常の連動性はゼロ(0)に近い数値なのである

石油価格:想定外な下落の理由
CMEグループのチーフ・エコノミスト、ブル・プットナムは12月、原油市場について「北米での生産拡大と世界的な需要後退が原油価格の下落をもたらした」とする一方で、「記録的な下落相場をもたらした要因は他にあった」ことを指摘している。



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