ラッセル2000指数の上昇とそれが意味すること

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2017年7月30日 || Russell Blinch

高価なものは包みが小さいと言われていますが、市場の参加者が機会を探し回っていおり、特に全て大きなものが過剰に買われているようであることから、この格言はますます受け入れられています。

高評価を得ているアルファベット、アップル、アマゾンのような銘柄では、小口株、インデックス、先物などが若干の利益を市場にもたらしています。この全ての明確な兆候は、7月第三週の数日間、記録な領域に傾れ込んだラッセル2000指数の強みとなっています。

FTSEラッセルのシニアリサーチディレクター、トム・グッドウィンは、ドナルド・トランプが昨年、特に減税、規制緩和やインフラ支出の見通しについて期待されて当選したあと小口株が市場をリードした、と言います。しかし、今年上半期には、トランプ大統領の立法議題が停滞しているという懸念を反映して小口の勢いが揺らぎました。

グッドウィンは、2016年の景気の谷以来、最初の332取引日にラッセル2000指数が46.5%上昇したと指摘しました。

「一方で、トランプ取引は既に部分的、または完全に逆転しているという証拠があります。そのまた一方で、ワシントンDCから発信されているものとは関係なく、典型的な強気相場のサイクルの途中にあることによって、小口株市場が盛り上がったという証拠もあります。」

時価総額が3億から20億ドルの比較的小さなものに投資することで、報酬を得ることができます。コンサルティング会社、イボットソン・アソシエイツによると、中小企業の価値は1927年から2007年にかけて年平均で12%以上上昇しました。対照的に大企業は同期間にわずか10%の上昇でした。

小口での取引は通常、小売業のトレーダーを保つものとしてみなされています。しかし、ブルームバーグのレポートによれば、イーミニ先物市場の7月のヘッジファンドのポジショニングは「6年で最も弱気から4か月で最も強気になった」とあります。 

ブルームバーグのレポートによると、先物取引委員会からのデータでは、小口株への動きは1994年に遡った記録で最大の方向転換であったとの事です。

小口株にある機会

しかし FuturesTrader71として知られているシカゴのプロトレーダー、モラッド・アスカ―は、ラッセル2000商品一式から多くを得ていると言います。「私にとって、小口はボラティリティがより高く、それがラッセルの美しいところです」とアスカ―はオープンマーケットとのインタビューで語りました。「S&Pとナスダックが横並びであっても、かなりボラタイルであり、広範囲の株式で構成されていることからラッセルは何かしらしているのです。」

S&Pグローバルマーケットインテリジェンスのポートフォリオマネジャー、エリン・ギブスは、投資家はまだ小口株に躊躇しているが、将来の収益成長に魅了されているかもしれない、と述べた。ギブスは最近のインタビューでCNBCに対し、「実際は投資家がより多くのリスクを引き受け、おそらくそ小口の分野での伸びを享受するであろうことを期待している」と語りました。

ジェフリーズの中型/小型株ストラテジスト、スティーブン・ディサンティスは、市場評価が高すぎて収益の伸びがあまりにも弱いため、1.56兆ドルの小口市場で引き続き好調に推移すると楽観視していません。また、ワシントン州の立法府の膠着状態も助けになっていません。

ディサンティスは、「税制改革を含む政策の変更は行われていないようだ」、「それで我々は一年間最低限の上昇を目指しており、既に目標を上回っている」と述べています。

ラッセル先物の移動

CMEグループは今年4月、ラッセル2000先物とオプション一式が7月10日に取引所に戻ってくると発表しました。CMEはトレーダーが単一で費用効果の高いプラットフォームで主要株価指数にアクセスする手段としてこの動きを訴えました。

CMEグループのグローバルエクイティプロダクツ部門のティム・マックコートは次のように述べています。「CMEグループのラッセル2000指数を当社の株価指数ベンチマークと組み合わせて取引することにより、顧客はより大きな資本とリスク管理の効率化を提供します」

最初の3週間で、ラッセル2000先物取引量が雪だるま式に増え、7月27日には23,000件以上の契約取引を達成しました。

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ラッセル一式がCMEに戻り、一部の市場参加者は、先物の小売取引が拡大し続けるという楽観論を表明しています。

TDアメリトレードの先物および外国為替のマネージングディレクターであるJ.Bマッケンジーは次のように述べています。「先物は小売商品でないという認識を反証するよう取り組んできました。」「どの投資商品でも、より多くの教育により、弊社の顧客の先物取引に対する関心も高まってきています。」

マッケンジーによると、ラッセルは広範囲にわたる小口株にさらされる商品は限定数のみなので、小売業者には「ぴったり」のものになる可能性があると言います。「これは、小売業者にとってラッセルが非常に魅力的であるところです。これを一連のインデックス商品に組み込むことはCMEの素晴らしい長期的な商品になります。」

アスカーはまた、ラッセル2000の「ファンジビリティ(代替可能性)」という考え方も好んでいます。これは、トレーディング相関商品がマージン要件に一定の利点をもたらす点です。「これはラッセルがもたらす大きなものの一つで、S&P、ナスダック、S&Pミッドキャップ、ダウ等に対して実際に取引することができます」とアスカ―は言います。

多くの投資家にとって、小口インデックスや先物への投資は米国に投資する方法となります。それは大きなグローバル企業とは異なり、中小企業の財産が国内経済に結びついているためです。

小口先物に投資することで、投資家は24時間市場にアクセスすることができます。「株式市場が終わってもニュースサイクルは終わらない」とTDアメリトレードのマッケンジーは語ります。「そして、情報を普及させる能力がモバイル機器でリアルタイムに、かつプッシュ型の情報になり、フラットな世界になっています。」


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